<創立>
相愛幼稚園は、2022年創立67周年を迎えます。相愛幼稚園の「相愛」は、”神があなたたちを愛されたように、あなたたちも互いに愛し合いなさい“とイエス・キリストが弟子たちに教えられたお言葉に由来しています。
相愛幼稚園は、1955年9月12日、沖縄戦終結後の混乱の中で、母子家庭を援護し、幼児たちに豊かな保育・教育の場を与えなければとの、当時の沖縄キリスト教会婦人会(現、日本キリスト教団沖縄教区教会婦人会連合)の方々の篤い祈りと献身的な働きによって創設されました。それらを全面的に支援してくださったのは、日本のキリスト教保育連盟でした。初代園長の山城みさ先生は、”子どもは幼少のころから神様のみ言葉によって養育されなければならない“との固い信念を持って、イエス・キリストの精神に基づく幼児教育にあたられました。
以来、2023年3月までに1892名の卒園生を送り出してます
園長 大城厚子
相愛幼稚園では、国民主権、基本的人権尊重、平和主義の日本国憲法に基づき、イエス・キリストの精神によって、保育・教育が行われています。目標は『相愛共生』、命をいとおしみ、平和を求めて共に生きる人間への成長を助けることです。
幼児期は、その人間の性格や生き方に影響を与える基礎がつくられるときです。将来に向かって成長する幼児が、それぞれ自分に与えられた賜物を充分に活かすことができるためには、幼児自身「自分は愛され受け容れられている」と感じることができる環境が必要であり、また最も重要であるという考えに立って保育は行われています。園児相互に、また、保育者との間に相互の信頼と出会いの喜びが生まれるよう配慮がなされます。
現代社会の効率主義、能力主義、管理主義などが教育現場や家庭の中にも浸透し、幼児たちの大切な心を歪める危険が増大しています。幼児たちは、目に見えないけれども最も大切な心の世界、数値や量では測ることができないひとりひとりの命や存在の価値、尊さ、またともに生きるように協力し行動する勇気や希望を幼児なりに受け止めることができます。園ではそれを培う最もすぐれた場として《礼拝》が行われ「愛してくださる方」に触れることと、質量共に十分な《自由遊び》によって、意欲、感性、自律心、体力、創意、協調性などを養うことを大切にしています。
相愛幼稚園は「子どもの園」(フリードリッヒ・フルーベル)としての幼稚園の建設を目指しています。
「子どもの園」の中心テーマは、<いのち>です。幼稚園は自然環境を大切にし、いのち溢れる園庭環境を造りだすことを通して、命をいとおしむ心を育む教育に力を入れています。
主イエス・キリストの精神に基づく 「相愛」
「互いに愛し合いなさい」
聖書(ヨハネによる福音書 15章12節
相愛幼稚園は、ひとりひとりが、神さまの愛してやまない存在として命を輝かせ、
神を愛し、自分と隣人を大切にし、共に生きることを理念とする保育・教育を行う
5才児クラス | 19名 |
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4才児クラス | 19名 |
3才児クラス | 19名 |
満3才児クラス | 8名 |
春休み・夏休み・冬休み |
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1号認定児 |
8時~18時半迄 |
2号認定児 |
7時半~18時半迄 |
1号車 |
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新都心方面 |
2号車 |
小禄方面 |
毎 金曜日 |
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全員お弁当 |
月~木曜日 |
弁当・給食選べます。 給食は、月単位での注文になりますので日単位での変更はできません。 なお、金曜日以外の園外保育の日は、おにぎり弁当 になりますのでご協力お願いいたします。 |
☆一人ひとりを大切に
子どもたちは、神さまから命を与えられ、愛されているかけがえのない存在です。その個性と人格をありのままに受けとめ、尊重することが、保育の第一歩です。信頼関係を築くなかで、子ども自身が自分を信じ、自分らしい歩みをはじめることが出来るように、絶えず応援したいと思います。
☆友達っていいな
友達と遊ぶなかで、子どもは自分と他者との違いを知っていくことでしょう。たくさんのぶつかりあいや葛藤を通して、悩み、考えてやがて理解し合い、“共に生きる”ことを学んでいきます。認め合い、力を合わせることの楽しさ、喜びを味わうまでの“道すじ”を大切にしたいと思います。
☆知りたい、やってみたい
子どもが夢中になって、いきいきと遊ぶことは、“生きる力”に大いにつながります。工夫したり、悩んだり、納得するまで繰り返すなかで、思考力や想像力、そして、“意志”が育まれます。ですから、好奇心や探究心を大切に受けとめ、子どもと共に心を動かす保育をしていきたいと願っています。
☆神様の恵みを知り、世界に目を向ける
自然の美しさや不思議さに気づき、その恵みに感謝する心を育みます。けれども、世界に目を向けるとき、現実には人と自然との関係や、国と国との関係に多くの課題があります。
人と自然との調和、世界の平和に、私たちがどう貢献できるのか、共に祈り、考え、やがて行動できる人になりたいと思います。
キリスト教保育連盟
神さまに創られた私たち人間。神さまは私たちひとりひとりをかけがえのない存在として生かして下さっています。神さまは私たちに一番大切な御子“イエスさま”をプレゼントして下さいました。うれしい時、悲しい時、苦しい時、困った時、いつもどんな時にも「あなたと共にいる」と約束して下さいました。「神さま、花も鳥も木も虫もありがとう」「大好きなお父さん、お母さん、お友だちをありがとう」「かみさまごはんを食べられない世界中の人たちをおまもり下さい」「かみさま、はやく戦争をやめさせてください」「かみさま、ぼくたちわたしたちを神さまに喜ばれる子どもにしてください」と日々祈る子どもたちです。
神様の創られた自然の中で生かされている私達。その豊かな自然の1つ1つに目を留め、直接ふれあい、関わり合うことの中で、子どもたちはすべての感性を使って、多様な自然の不思議さ美しさに気づき、命・共に生きることの大切さを学んでいきます。
命あふれる「子どもの園」の、小さな自然の中で相愛っ子達は日々様々な発見に心動かされているようです。
創り主なる神様を知った時、世界中の一人一人が神様に愛されていることに気づく。
「神様はね、ご自分で創った人間が互いに愛し合い助け合って生きていくことを願っておられるんだよ」個性豊かないろいろな友だちとの日々の生活・交流保育を通して、それぞれがいろんなことを心で感じとり、共に生きること、共に育ち合うことを学んでいきます。
また世界食糧デーにむけての取り組みを通し、この地球上にはたくさんの国があり、いろんな人が住んでいること、戦争や飢餓で苦しんでいる人々がいることを知り、隣人のために祈り、奉仕活動を喜んでする子どもたちです。